top of page

藤田医科大学が中国から来日した医師などに2週間の合宿研修を実施

藤田医科大学は蘇州市衛生健康委員会と連携し、9月1日~14日の2週間、愛知県豊明市の同大学において、リハビリテーション専門家向けの研修を実施しました。研修を受講したのは22名の中国人医師や療法士で、来日しての合宿研修となります。このプロジェクトは、日中のヘルスケア分野での連携を推進するものとして初めて実施したものです。


9月13日(金)午後には研修終了式をキャンパス内で行い、同大学の金田嘉清教授が研修生一人一人に修了書を渡しました。また、同プロジェクトの実現に尽力した(一社)アクション5代表理事の福田高幹氏も登壇し、全員に対して労いの言葉を述べました。



来日した22名の医師は江蘇省の蘇州市や昆山市、常熟市などの総合病院に所属し、年齢は30歳代半ばが中心のエリート層で、管理職兼務が大半に占めています。普段は各病院の治療とリハビリの一線で働きながら、新事業展開などでもリーダー的な役割を発揮しています。


研修に参加した医師に対するインタビューでは、「日本では医師、ロボティクスのエンジニア、大学の研究者が一緒に働いているなどの医工連携が進んでいることを実感」「歩行リハビリロボットなど、新しい設備に触れられた」など、日本の先進的な技術やそれを生み出す土壌だけでなく、「豊明団地けやきいきいきプロジェクト」など、高齢化社会、高齢社会に対する地域全体での取り組みなども強い印象を受けたようです。


中日(蘇州)地方発展協力モデル区では、ヘルスケア分野での日本と中国との連携を進めており、蘇州富吉日本センターは2024年9月に蘇州側に設立された「中日(蘇州)共同発展イノベーションセンター」とともにヘルスケア業界に関心を持つ日本企業に対し、中国でのビジネス展開を支援していきます。

閲覧数:11回0件のコメント

Comments


bottom of page